就活準備塾

より良い就活にしてもらうための 就活応援企画

  • 「就活準備塾」は社会人デビュー前の就活生の為のオリジナル キャリア教育講座です。
  • 就活生を支援する 就活担当の先生方、キャリアセンタースタッフ、学生のご父兄の皆様にも有益な内容で、こんな事教えてもらった事がないと感じていただけるはずです。
  • この講座は、云わば、必修単位科目と言っていいかもしれませんので、未修了で既に社会人デビューしている若手社員の育成観点でも有効と考えています。
  • この国の未来を担う学生の皆さんが、キャリアを通じて成長し、幸せになるために知っておいた方がいいと感じている「社会や会社のリアル」を 会社員生活30年以上の人事部長経験者が語る90-120分程度のレクチャーです。

知らないまま入社し、あっさり離れていく

「就活準備塾」のコンテンツを少しだけご紹介します。

 人事部長を経験していた時、大卒の就活対応として、大学のキャリアセンターに何度も出向きました。インターンシップ導入が盛んになりはじめた頃なのですが、文科省指導により大学が学生に推奨すべきは「10日間以上の職業体験」ですとどのキャリアセンターでも言われていました。 大学の単位取得のブログラムにもなっていて、各企業もそこへの対応を一生懸命やられているようでした。

 中長期のインターンシップは研修医のように現場実習の意味合いで、とても有益だとは思いますが、私は進路を決め切れていない学生にとっては 1~3日程度で、より多くの多様な企業とのタッチポイントを増やすアプローチの方が会社選び・進路選びという目的においては圧倒的に有効性が高いと考えています。

 彼らは、仕事のこと社会のことをほとんど知らないからです。知っているのは学生生活の期間に表面的に触れてきた「見かけ上の仕事」程度ではないでしょうか? JOB型人事制度が少し話題にもなっていたりしますが、会社に入って「やらなければいけないこと」はどんな業界であろうが、どんな職種であろうが これだけやっていていればいいというものではありません。専門職の技能工やエンジニアでさえ、「なんでこんなこと俺がやらなきゃいけないの?」ということは日本の会社システムの現状では当たり前中の当たり前です。皆さんんも昨日一日を振り返っていただければ、実に多様な課題に取り組んでいたことがお分かりになると思います。

知らないモノや知らないことは 好きにもなれなければ嫌いにもなれません。 何しろ知らないのだから善し悪しなど評価できるわけがないのです。 だから、知る努力や工夫をたくさんするべきなのです。 そういう意味で、企業展に参加することやOB訪問などはそれぞれに価値ある就活準備活動です。 知らないが当たり前の学生に向けて、「就活準備塾」ではこのように投げかけます。 ① 自分の五感でできるだけ多くの情報に触れるようにしよう ② 専攻や所属学部で選択肢を絞っている人が多いが、自ら選択肢を狭めるのは得策とは言えない。・・・②の理由も講座の中で「世の中の実際」をベースに理由を語ります。

知らないまま 流されるままに入社した学生は 「会社ガチャはずれた」といって早期に転職を考え始めてしまいます。 気の付く企業側であれば、それも見越して オンボーディングから定着・育成への綿密なサポート施策を用意しますが、そこまでできているのは一部の大企業だけではないでしょうか? 中小企業には「人材育成」という独立して予算を持った組織など構えることが難しいからです。

「就活準備塾」は 就活学生に向けてのメッセージですが、 入社後のオンボーディングをスムーズにしたり、早期離職を抑制する等の効果も期待できますので、新人研修への導入もおすすめです。

「自分自身で”選ぶチカラ”」を高める

服装指導やお化粧指導、面接作法などの「型」講習も悪くはないですが、「選ばれる力」に偏重していないで、「選ぶ力」向上・・・ 自分にとってのその時のベストな進路を自分で考えられるように支援することの方が 「良い就活ができた」という充実感につながり、入社後の前向度にも好影響を与えるものと信じています。 

興味のある皆さんからのご連絡をお待ちしております。

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就活準備塾@ミニメッセ