採用の課題 (新卒・中途採用)

魅力的な会社にすることが、本当の採用戦略

  行列のできる飲食店、予約〇カ月待ちの通販商品。 魅力があるものにはあちらからやってきてくれます。 あなたの会社の魅力の伝え方が大切と業者から言われ、WEB広告メディアで見栄えを工夫したり、派手なイベントに販促ツール投資したり、PR動画作ったり、相当コスト(労力・予算)投入しても、なかなか収穫が得られないということはないですか?

  例えば今どきの新卒さんたちが魅力を感じる企業はどんな会社だと思っていますか? 中途採用のプロ人財が魅力を感じるのはどんな企業だと思いますか? あなたの会社の本当の魅力は正しく認識できているでしょうか? 魅力という魅力が見当たらないとしたら、それはむやみな採用投資をもう一度見直すとともに、今からでも「魅力・売り」を作るべきだと思います。 でなければ 求めているような人物はコンタクトしてくれないと思います。

定着まで設計しないと片手落ち

 ガーデニングに少しはまってきて、感じたことなのですが、木も花も買ってきて植えただけではダメになってしまうのですね。 植える場所の状態を気にして、水もたっぷり与えて、栄養も考えるし、タイミングによっては病害虫の対策もします。 面白くなって気に入った花木をたくさん買ってしまったので、妻に「多すぎない?誰が水やるの?」といわれ、今は 家の周りのあちこちの異なる花木に水をやるのに何十分もかかってっしまい、家の中にも観葉植物をたくさん置いてしまって大変なのですが、 水をやりながら植物の状態を間近でみていると 人事の業務や管理職の業務でメンバーの一人一人をよーく見ていた事ととても重なります。
 

 手を抜かずにケアすると植えた花木は根を張ってくれて、なかなかの雨風でも自立して、成長していってくれます。 採用した貴重な人財を 手間を惜しまず大切に育てることは、採用からつながっている重要な経営課題であり、 「人的資本経営」が注目されてきているこれからは これまで以上に注力すべきテーマだと思います。

 事業運営に忙しい上層部の方がいちいち社員メンバーの定着・育成に関心を持つのは容易でないことも承知していますが、入ってくれた社員のアウトプットを期待するのなら それ以上のインプットが不可欠です。 採用戦略は入社時のウェルカムスピーチで終わってしまっては 良い花も萎れてしまうでしょう。

 転職エージェントにコンタクトする前に・・・   人口減少、都市部への労働人口流出は日本政府や地方自治体でも重要な課題となっている昨今、労働力を雇用することはますます困難になってきています。 出来るだけ効率的なコストのかけ方で、採用・定着について検討してみたいとお考えなら、転職エージェントにコンタクトする前にご相談ください。 

 転職エージェントも転職ツールもたくさんありますが、その使い分けの仕方も含めて実体験からベストな提案をご提示いたします。

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